こないだの皮膚治療薬「アンテドラッグ」について今回は、もう少し分かりやすく説明させて頂こうと思います。
アンテドラッグに使われるステロイドの成分
◆プレドニゾン吉草酸エステル酢酸エステルという成分が使われています
市販薬の中では、2番目に強い成分です。
市販薬のステロイドの強さは、強い、やや強い、弱いという3つのランクで成り立っています。
どういう商品が「アンテドラッグ」なのか?
一部商品の例を出しますね。
プレバリンa軟膏
▪リドカイン(局所麻酔成分)
知覚神経を麻痺させ、傷の痛み、湿疹や皮膚炎等のかゆみを緩和
▪トコフェロール酢酸エステル
血行を促進し治療を助ける
▪イソプロメチルフェノール
患部の感染を防ぎ症状の悪化を防ぐ
メンソレータムメディクイッククリーム
▪リドカイン
▪クロタミトン(温感刺激成分:かゆみどめ)
皮膚に軽い灼熱感を与えて、かゆみを感じにくくする
▪アラントイン
傷ついた皮膚の修復を促す
▪イソプロメチルフェノール
エンクロンEX
湿疹や皮膚炎、虫刺されによる皮膚のかゆみを緩和
▪クロタミトン
▪トコフェロール酢酸エステル
▪イソプロメチルフェノール
それぞれ、少しずつ入ってる成分が違いますが、どれもアンテドラッグステロイドになっています。
皮膚のかゆみを抑えて、さらに炎症を抑えるには優秀な治療薬だと思います。
市販薬で、皮膚の薬を購入される時は、参考にしてみてくださいね。